Art Support Tohoku-Tokyo 2011→2020

連載東北からの便り

10年目をきくラジオ モノノーク

震災後に生まれた知恵や技術などが“声”となって交差する場。朗読や音楽、ゲストへのインタビュー、みなさんからのお便りなどを通して、“10年目のいま” に耳をすませます。 パーソナリティは、仙台を拠点に活動する瀬尾夏美(アーティスト/NOOK)と桃生和成(Granny Rideto)、番組構成は中村大地(作家/演出家)。毎月2回放送(土曜21~23時)。
https://www.youtube.com/c/mononook

震災から10年目の2020年。東北の沿岸地域では復興工事が進み、新しいまちのかたちも見えてきました。かつての傷跡が探しづらくなってきた一方で、時間が経ったからこそ語れる言葉があるのではないでしょうか?そうした言葉は、震災当初から活動を重ねてきた人たちだけでなく、当時こどもだった人たち、これから被災地域にかかわりたいという人たち、震災についてあらためて考えたい人たちなど、“その後” を生きるすべての人のなかにあるのだと思います。この番組は、暮らす場所や被災体験の有無にとらわれず、“その後” に生まれた知恵、思想、技術、感情などが交差する場として、さまざまな人々の声を記録し、発信していきます。

お便り募集中!

みなさんが“日常のちょっとしたとき” に頼りにしている“誰かの表現(のようなもの)” をご紹介いただけませんか?好きなうた、お気に入りの詩、影響を受けた本、大切な絵、つい気になってしまう誰かの行為や習慣など、何でも構いません。あなたの大切な“誰かの表現(のようなもの)” を、どんなときに頼りにしているか、どこがおもしろいのかなどのエピソードを添えて、ぜひレコメンド(=推薦)してください。番組内「わたしのレコメンど!」にてご紹介させていただきます。そのほかふつうのお便り、ご質問、リクエストなども募集しています。みなさんの声をmononook.radio@gmail.com までお届けください。

次回のオンエアーは、2020年10月10日を予定しています。

桃生和成

(一般社団法人Granny Rideto)
1982年仙台市生まれ、いわき市育ち。宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域博士前期課程修了。2008年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。多賀城市市民活動サポートセンター長を務めたのち、2016年退職。同年、一般社団法人Granny Ridetoを立ち上げ。利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター(2016年~)、シェア型複合施設THE6ディレクター(2016年~)、東北文化学園大学非常勤講師(2018年~)。『復興から学ぶ市民参加型のまちづくりー中間支援とネットワーキングー』(創成社・2018年)共著。東北の日常をおもしろく、をテーマにしたつれづれ団の団長としても活動。

瀬尾夏美

(アーティスト/一般社団法人NOOK)
1988年東京都生まれ、宮城県在住。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2012年より3年間、岩手県陸前高田市に拠点を移し、対話の場づくりや作品制作を行う。2015年仙台市で、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人NOOKを立ち上げる。ダンサーや映像作家との共同制作や、記録や福祉に関わる公共施設やNPOとの協働による展覧会やワークショップの企画も行っている。著書に『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社)。

中村大地

(作家、演出家/屋根裏ハイツ主宰)
1991年東京都生まれ。東北大学文学部卒。在学中に劇団「屋根裏ハイツ」を旗揚げし、8年間仙台を拠点に活動。2018年より東京在住。人が生き抜くために必要な「役立つ演劇」を志向する。近作『ここは出口ではない』で第2回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞。「利賀演劇人コンクール2019」ではチェーホフ『桜の園』を上演し、観客賞受賞、優秀演出家賞一席となる。一般社団法人NOOKのメンバーとしても活動。

企画運営│一般社団法人NOOK
進行台本│中村大地、瀬尾夏美
制作進行│小森はるか
収録・配信│福原悠介、濱田直樹
ジングル│Nami Sato
デザイン│佐藤 豊