1972年愛知県生まれ、ベルリン在住。場所特有の文化、歴史、日常風景からインスピレーションを得て、サイトスぺシフィックなマルチメディア・インスタレーションで、わたしたちの生命や存在、いまある環境をたたえる作品をつくっている。2011年の東日本大震災の後、場所特有のアイデンティティや、 人の属性について焦点を当てるようになった。
近年の主な展覧会に、2019年「stone will flow, leaves will sink」 (クンストラーハウス・ベタニエン/ベルリン)、2016年「なぜその風景がおもしろいのか」(府中市美術館公開制作68/東京)、「Tea Talks お茶と祖国」(Bradwolff Projects × ZBK Zuidoost/アムステルダム)、2010・2013年「雨の路地」/「I’m here」(瀬戸内国際芸術祭/香川) 、2009年「目を凝らし耳を澄ます」(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2009/新潟) 、2001年「Three rooms」(東京国立博物館表慶館/東京)ほか。