「復興カメラ」は、岩手県釜石市と大槌町を中心に、被災と復興のプロセスを住民自ら記録するプロジェクト。これまでに、18か所の定点観測のほか、日々の生活、祭事や四季の移り変わりなど、さまざまな風景をカメラに収め、発信し続けてきました。
「今月の一枚」は、復興カメラの中心メンバー・川原康信さん、上野育恵さんが撮影した現在の写真と10年前のそれとを見比べながら、それぞれの「点」に息づくストーリーにフォーカスしていく試みです(毎月11日更新)。その写真には何が写っていますか?
NPO法人@リアスNPOサポートセンター
2003年商店街活性化の一環として、岩手県釜石市にて設立。自分たちの手で地域が抱える問題を解決するために、住民、行政、地元企業、NPOなどが連携するプラットフォームづくりをサポートしている。震災以降の写真を残す『復興カメラ』などのプロジェクトを行っている。
AHA!
2005年、NPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)を母体に、大阪市にて設立。8ミリフィルム、家族アルバム、戦時中の慰問文など、さまざまな「市井の人びとの記録」に着目したアーカイブづくりを行う。キャッチフレーズは、「A Happy Birthday to Your Little Record!——小さな記録の誕生日を祝おう」。