1991年生まれ。2019年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。同年、未来共生イノベーター博士課程プログラム修了。博士(人間科学)。2019年より大阪大学大学院人間科学研究科助教。また、神戸学院大学や関西大学、立命館大学で非常勤講師として務める。
専門は、復興と記憶。共生学。特に水害によって水損した写真の洗浄・返却活動に自ら従事しながら研究を行う。岩手県九戸郡野田村や熊本県益城町、愛媛県西予市野村町、長野県長野市松代地区によく行く(そしてよく飲む)。著書に『復興のための記憶論――野田村被災写真返却お茶会のエスノグラフィ』(大阪大学出版会、2020年)ほか。集合的トラウマについて論じられている『Everything in Its Path』(Simon & Schuster、1978年)の翻訳書を2021年に刊行予定。